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録音協会

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もし映画やテレビの作品に音が無かったら・・・

当然の事ながら劇場公開作品やテレビ番組になり得ません。
当協会は「音を録る人」「音を作り編集する人」「作品の世界を音で創り上げる人」等のプロフェッショナルの集団です。
当協会は1961年に映画録音技師の組織(任意団体)として設立、1997年には社会的に認知される組織体となることを主旨として法人化(事業協同組合)に移行しました。
現在、組織の拡充を行ない、映画・テレビ製作等における録音ミクサー、整音ミクサー、音響効果ミクサー、サウンドエディター等の録音・音響業務に従事している音のプロフェショナルが会員となって運営している職能団体です。

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理事長再就任にあたって 

2022年 6月吉日

録音協会員および、映画テレビの音響制作に従事する皆さんへ、私は2022年6月より日本映画TV録音協会並びに(協)日本映画TV録音協会の会長および理事長に二期目の就任をしました志満順一です。

 これからの任期2年間を録音協会の代表理事として微力ながら、努力して参りますので、皆さん、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 「録音協会」は発足以来、会員並びに全ての録音業務、音響効果など音響技術に従事する仲間達の親睦及び互助、技術の研鑽等、様々なニーズに応えるために活動して来た、日本で唯一の団体であると自負しております。

 我が国の映画産業においては近年、右肩上がりの成長を続けておりましたが、2020年より始まったコロナ禍の終息もなかなか見えて来ず、会員の中にも実際にら病した人も有り、その間に仕事の延期、中止により、健康面、収入面での不安を多くのスタッフが抱えてきました。

映画館へ足を運ぶ人も2020年度は前年比の半減、昨2021年度は若干増えてはいるが、ピーク時の2019年度に比べれば6割程度です。これは単にコロナの問題だけではなく、配信作品も増え映像コンテンツの多様化の影響も大きいと思います。2022年に入ってからはコロナ下での撮影、ポスプロ作業において、感染予防の徹底や、啓蒙、感染者の出た場合の取り組みに真摯に向き合った結果、Withコロナにおける制作体制が整い、製作本数も増えてきているのは喜ばしい事であります。

 また、「働き方」に関しても「映画製作現場における適正化」のガイドラインが作成され、現在はその適合性をチェックする作業に入るなど、従来よりもスタッフ側に配慮した、作業時間や休みの取り方などを明記した「ガイドライン」の作成が急がれています。それらを審査、承認する機関を作る事も製作に関わる法人、スタッフの間で進められています。同時に映像に関わる全ての職制を網羅した「スタッフセンター」の設立も進んでいます。

この「適正化承認機関」と「スタッフセンター」は製作現場における労働環境の改善、スタッフ育成のためにも必要な組織であります。この取り組みに「録音協会」は賛同し支援をして行きたいと思います。

とは言え、未だに端緒に就いたばかりのこれらの試みを進めていく為には映画、映像制作の現場で働く多くの人の理解と協力が不可欠であると思います。

映画、テレビの音響に従事する我々の仲間達のためにも「録音協会」は映職連、業界の団体と手を取り合い、様々な手段を講じて文化庁を始め経済産業省、厚生労働省等の政府機関にも働きかけて行くことが必要であると思います。その為にも、「録音協会」としても独自に撮影現場の就労や安全対策のルールを定めてそれを発信して行くこともこの機会に是非実現していきたいと考えます。

 生活の向上のための制度を確立していくことは、我々仲間達が今後とも安心して自分たちの愛する仕事を継続していく事や、次世代の仲間達に技術、精神を託していく唯一の道であると信じて、会員有志のお力を借りて会長及び理事長の職を全うして行きたいと念じております。

 未加入の皆さんも「録音協会」へ参加して現在から未来に繋がる持続的な「録音協会」のために手を取り合って進もうではありませんか。

以上、簡単ではありますが、理事長再任の挨拶とさせて頂きます。

         

志満 順一 

お知らせ

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第20回「日本映画・テレビ録音協会 録音賞」

投票及び推薦のお願い 

今年も協会独自の選出方式で行なう「日本映画・テレビ録音協会 録音賞」を実施致します。

「日本映画・テレ ビ録音協会 録音賞」は、協会員の皆様が一年間に制作し封切りされた映画やテレビ放映された作品の中から、優れた作品を投票及び推薦により選出し、技術力や表現力等を協会独自の厳しい審査基準と評価項目により審査し、「最優秀賞」を選定するものです。

録音賞審査対象作品選出の為に<映画作品部門>対象作品への投票、及び< テレビ・ドラマ作品部門>対象作品の推薦をお願いします。

<映画作品部門>

最優秀録音賞、最優秀音響効果賞 各1名

・2022年1/1~12/31の間に映画館で上映された劇場用映画作品で、現場録音・音響効果・整音仕上げ作業が優れていたと思う作品を選び、下記フォームから投票をお願いします。

​・下記の対象作品リストのPDFをご参照下さい。

<映画作品部門>
​作品リスト
Download

<テレビ・ドラマ作品部門>

最優秀録音賞、最優秀音響効果賞 各1名

・2022年1月~12月の間に放送又は配信された番組で、現場録音・音響効果・整音仕上げ作業が優れていたと思う作品をを選び、下記フォームから推薦をお願いします。

・ネット配信ドラマなどニアフィールド環境でミックスされた作品は、こちらの部門への推薦をお願いします。

投票・推薦は下記のリンク、又はQRコードからお願いします。

投票・推薦受付期限 2023/3/31迄

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​新年会開催のお知らせ

日 時:2023年1月16日(月)

受 付:18:00〜

新年会:18:30〜20:30

会 場:調布市文化会館『たづくり』10 階 1001 学習室

東京都調布市小島町 2-33-1

会 費:お一人様 5,000 円 ※助手は半額、経験 1 年未満の新人・学生は無料です。

お申し込み締切:2022 年 12 月 26 日(月)

 

​インボイス制度

映職連・編集協会の甲斐さんのインボイス制度について説明漫画掲載しました。

​こちらをクリック

 

​令和4年度文化庁映画賞

文化庁映画賞は永年にわたり日本映画を支えてこられた方々を顕彰するものです。

当協会会員の弦巻裕さんが令和4年度文化庁映画賞の映画功労部門を受賞者しました。

 

映画制作現場の適正化に向けたガイドライン 

 

 経産省の映画制作現場の適正化ガイドラインを作成する為のワーキンググループが発足し、日本映画・テレビ録音協会もこのワーキンググループに加わり議論を重ねてきました。約2年かけて「映画制作現場の適正化に向けたガイドライン」が出来上がりました。現在はこのガイドラインが適切に実施できるかの検証作業をしようとしているところです。実際に運用される時には映倫の様なガイドライン検証委員会的な組織を作る予定です。

 

 このガイドラインは経産省が主体となって日本の映画人の働く環境の改善を通して、海外にも通用し、売れるコンテンツを作りたいとの思惑から始まったものです。経産省には、我々日本の映画制作スタッフがフリーが主体になって来てからは、長時間労働、低賃金、などが日常的になっており、このままではスタッフの育成もうまくいかず、これがコンテンツにまで悪影響を与えるという危惧があるのだと思います。このガイドラインが一つの指針になって我々スタッフの労働環境、生活環境が少しでも良くなればと思います。

 

 映職連に加入する各協会はこのガイドラインを精査し、改善すべき所は改善を求める事が映職連でも確認されています。

 

 日本映画・テレビ録音協会員の皆様には「映画制作現場の適正化に向けたガイドライン」を閲覧していただくため、会員専用掲示板に掲載しました。

新型コロナ感染拡大に関する情報のページを作成しました。

6月29日 経産省中小企業庁、一時支援金事業について

5月23日 中小企業庁緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金事務事業について

11月25日 文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の新規募集が始まりました。手続きの方法はこちらのページを参照してください。

11月14日 文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の新規募集が11月25日(水)~12月11日(金)【予定】まで実施されます。詳しくは文化庁のこちらのページをご覧ください。

10月23日  文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の四次募集が発表されるそうです。応募を希望する方は協会事務局までご連絡下さい。

9月 8日 映職連 文化芸術活動の継続支援事業 楽々申請 実例集

7月25日 文化庁令和2年度 文化芸術活動の継続支援事業について

​7月23日 録音協会としての新型コロナに対する取り組み

5月26日   5月9日掲載の「TRY!持続化給付金申請」の続報

5月22日 「Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金」のお知らせ

5月20日 「TRY!持続化給付金申請」に加筆しました

5月14日 映職連が「持続化給付金」の申請ノウハウをまとめたマニュアルを作成しました

5月 9日 映職連幹事会「持続化給付金」申請の情報

5月 9日 特別定額給付金をiPhoneで電子申請してみました

5月 9日 「TRY!持続化給付金申請」早速申請を行った会員の報告です

4月30日 映職連「コロナ禍における影響実態調査アンケートの件」

4月30日【経産省よりご案内】「持続化給付金および雇用調整助成金について」

4月 7日 「新型コロナ感染拡大に対する協会からの呼びかけ」日本映画・テレビ録音協会

協会誌「録音」

No.233  2022年 11月25日

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  • ​​制作レポート 映画『母性』録音レポート・・・深 田 晃 

  • 制作レポート 映画『母性』音響効果制作レポート・・・佐藤祥子

  • 制作レポート 音響効果による演出的アプローチ 白石組
    『仮面ライダー BLACK SUN』に参加して・・・柴崎 憲治

  • 制作レポート 東京オリンピック 2020 公式映画
    side:A / side:B 後編
    ・・・藤林 繁

  • セミナーレポート NFA J & J.S.A. 共催アーカイブセミナー 
    映画表現と音 第二回『マダムと女房』前編

  • 1970年大阪万国博覧会の立体音響展示概観 第9回 「鉄鋼館」の
    音響オペレーションに関する聞き取り及び音響展示の実相への考察 5・・・高木 創

  • 技術レポート 『安心して運用できるシステム構成』
    My Sound cart Vol.3・・・小松崎 永行

  • 現場短信

  • スタジオ通信

  • 受賞報告

  • 新年会開催のお知らせ

  • ​委員会名簿

  • J.S.A.会員名簿

お問い合わせ

〒157-8561
東京都世田谷区成城1-4-1
東宝スタジオ ポストプロダクションセンター2 3F

電話:03-6741-9685

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